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2022.07.21 UP

GPTW主催『働きがいのある会社』 若手ランキング4位を獲得新卒社員の割合90%!若手を即戦力人材に成長させる2つの秘訣

GPTW主催『働きがいのある会社』 若手ランキング4位を獲得  新卒社員の割合90%!若手を即戦力人材に成長させる2つの秘訣

 Great Place to Work® Institute Japan(以下、GPTWジャパン)が選出する2022年度版「働きがいのある会社」ランキングにて若手ランキング4位(従業員数25~99人部門)を受賞しました。

 働きがいのある会社 若手ランキングとは、GPTWジャパンが調査した日本における「働きがいのある会社」ランキングのベストカンパニー160社の中から、特に若手(34歳以下)の働きがいに優れた企業を各部門別に上位5社選出したランキングです。「若手の従業員アンケートの結果」「若手従業員が活躍するための企業施策・プログラム」「若手従業員比率などの基本会社データ」の3つの観点で評価がなされます。この度、当社の若手の働きがいにつながる取り組みが評価され受賞という結果につながりました。

強みは「評価の正当性」や「相応の報酬」

 今回の調査にあたり、当社で働く人へのアンケート結果から、同規模の他社と比較し相対的に強みといえる特徴の上位3つは以下となっています。

1)報酬に対する納得感が高い
2)利益が公正に分配されている
3)経営・管理者層はえこひいきしない

 今年で創業7年目になる当社ですが、おかげさまで年々事業売り上げは伸び、お客様リピート率は90%以上にものぼります。しかし、当社の社員平均年齢は28歳と比較的若手の社員が多く、さらに新卒採用比率が9割とスキルやノウハウを持った業界経験者は決して多くはありません。なぜ若手が多いにもかかわらず安定した成長ができているのか、その秘訣は以下の取り組みにあります。

それぞれに違った役割を持たせる、「社内・社外・自己」3つの研修へのこだわり

 当社は、社員の将来のあるべき姿から逆算した研修制度を創っています。「今年は◯◯の能力が必要だ」「◯◯を来年は学びたい」という場当たり的に、または研修会社から進められるがままに研修を行うのではなく、私たちの将来のあるべき姿から逆算し、段階的に何の研修を取り入れるべきか考えています。研修には「社内研修」「社外研修」「自己研修」の3種類を設定し、3種類をバランスよく活用していくことで相乗効果が生まれ将来のあるべき姿に近づくことが出来ると考えています。

研修の位置付け

 社外研修だけでは会社としての軸を定めにくく、また社内研修だけでは外部の良い習慣や知識を取り込む力がつきにくいです。さらに各々の自己学習に頼っている会社は、共通認識が薄れチームワークを高めにくい組織構造になりがちです。当社は3つの研修を掛け合わせ、1人あたり年間20〜200万円の社内外研修の機会を設けることで、積極的に学び、成長を加速させる体制を整えています。

アイグッズ研修制度一覧
アイグッズ研修制度一覧

(1)社内研修

 社内研修では、マネジメント研修やビジネスマナー研修はもちろん、自己の願望明確化研修やものづくりに関わる技術研修など独自の研修も実施しています。自己の願望明確化研修は社員が内定者の際から実施。当社での働きを通じて将来どのようなことを実現したいか、どのような人でありたいかといった願望を明確にします。最終的には、全社員の前でプレゼンすることで、これから一緒に働く社員がどのような願望を持っているかを共通認識として持つことができます。社内勉強会は「アイグッズユニバーシティ」と題し、スキル・職種別・マインドの3つのカテゴリにわけて毎週3回開催。参加者には補助金が出るなど、社内制度として学びを奨励しています。

IGUの様子
意見交換する社員の様子

(2)社外研修

 社外研修では、社会人基礎力構築研修、マネージャー育成研修など専門知識や社外の良い習慣を取り込むことを目的としています。社会人基礎力構築研修では、外部のマナー講師に協力していただき、丸2日間かけてマナーの基礎を習得します。実際に、研修を受講した新入社員は2日間の研修でビジネスマナーを習得し、見違えるほど姿勢が変わります。一般的に若年層のメンバーが多い会社はマナー教育が行き届いていないなどの印象もありますが、当社はむしろその印象を逆手にとり、「若いのに道徳やマナーがしっかりしている」と思っていただけるよう教育を徹底し、信頼を獲得できるような会社を目指しています。

社外研修の様子

(3)自己研修

 さらに自己研鑽の文化も盛んです。課題図書研修に加え、PCスキル研修や品質管理研修などを設けています。さらに書籍購入制度を設けており、業務に関連する知識をつけたい場合、上長決裁なしで経費を自由に使い、書籍を購入することができます。※ただし読了後は会社の本棚に戻し、共有物として扱うことが条件

「5つの社内冊子作成」や「大切にすべきマインドのイラスト化」により理念浸透を図る

 他にも、当社では社内冊子の作成や価値観のイラスト化により、理念浸透を図る工夫をしています。

(1)社内のルールは「オリジナル冊子」を読めば把握できる体制に

 当社では独自の社内冊子を5つ作成し、当社の決まり事を簡単にわかりやすくまとめています。具体的には、育成ハンドブック、品質管理ポリシー、グッズディレクターの扉、デザイナーの道が存在します。

アイグッズ社内育成オリジナル冊子
アイグッズ社内育成オリジナル冊子

① 育成ハンドブック
新入社員に求められる姿勢・心構え、先輩社員に求められる姿勢・心構えが10ページにわたり記載された冊子です。月に1回振り返りを行うことで、新入社員は社会人として大切にすべき考え方が身についているか、先輩社員は後輩の育成にしっかり向き合えているかを振り返ることができます。当社が目指す「グッズを作るのではなく、未来を描ける人をつくる」ために作成されました。

② 品質管理ポリシー
海外生産に強みをおくものづくりの会社として、品質面には徹底的に力を入れています。私たちにとっての品質とは、「お客様が期待している程度を満たしている度合いのこと」と定義し、品質管理における仕組みや社風、行動指針を15ページにわたり解説しています。最後のページには、自分なりの品質管理ポリシーをまとめる箇所やトラブル対処法を蓄積するページもあり、経験を詰みながら高速でPDCAを回す仕組みが構築されています。

③グッズディレクターへの道
当社の企画営業職である「グッズディレクター」向けに、営業の定義から大切にすべき心構え、成果の出し方まで事細かに説明している冊子です。全18ページにわたり、ほとんどのページがワークシート形式になっているため、自分の行動を内省しながら読み進められます。

④デザイナーの道
当社は、一気通貫型のグッズ制作体制をとり、ものづくりのすべてを内製する強みを活かすため、企画営業のみでなく、クリエイター職のハンドブックも制作しています。デザイナーとして目指すチーム像と大切にすべき考え方6つを記載し、チーム内での共通認識を図っています。

(2)働く上で大切にすべきマインドをイラスト化、浸透促進を図る

 またアイグッズでは、いちビジネスパーソンとして、そして人として大切にしたい心構えを「21のアイグッズマインド」と題しイラスト化してまとめています。仕事でもプライベートでも、壁にぶつかる時や自分の弱さ・足りなさを知った時に、より前向きで正しい選択ができるよう背中を押してくれる言葉たちです。さらに、毎月チームで振り返る時間を取ることで、組織として大切にしていきたいことを都度細かに言語化し、より強固なチーム作りを可能にしています。

アイグッズマインド
アイグッズマインド

 例えば、「目標は達成させるものである」という言葉があります。これは、目標達成の一番の成功要因は「必ず達成させる」という強い意欲を持っているかどうかだけであり、達成できない場合はスキルではなくマインドの再設定が必要であるという意味が込められています。

(3)行動指針を定義し振り返る習慣を設ける

 さらに、当社が働く上で大切にしている行動基準を「7つの行動指針」としてまとめ、それぞれ定義したものが存在します。行動指針は3ヶ月ごとにテーマを設け、体現できているかを振り返る時間を設けているため、自然と全社員が行動指針を意識しながら仕事をする仕組みができています。

アイグッズ行動指針
アイグッズ行動指針

 当社は、「社員がまずはイキイキと幸せに働きがいを感じながら仕事をすることで、お客様や社会へのより高い価値提供を行うことができる」という考えの元、社員の働きがいや満足度の向上に力を入れて参りました。
スキル面での急成長ではなく、働く上で大切にすべき基本姿勢を磨きあげることで、2、3年目のスキルが伴った時に、成果が出せる人材の育成に力を入れています。

「ものづくり」をする会社ではありますが、今後も一番に「人づくり」に重きを置いた体制で、広く社会に貢献して参ります。

現場の若手社員コメント

「アイグッズには日々互いを認め合い、時には真剣に意見を交わすような“支え合い”の文化がある」

現場の若手社員コメント

 当社の本業であるグッズ制作は、複雑な専門知識を要します。実際、ものづくりも社会人経験も未経験のなかで、1から仕事を覚え実践していくことに課題を感じたこともありました。

 そんな時、マネージャーが直々に講師となって社内勉強会を開催してくださったり、日々さまざまな先輩社員から受ける細かなフォローのおかげで、PDCAを高速で回すことができています。 また自分自身社会人1年目の壁として、失敗で落ち込むなどマインド面で未熟と感じる部分が多くあります。しかし、当社には月に1回、マインドの振り返り時間が設けられており、会社が重視している価値観を何度も振り返ったり、社員同士で意見を交換し合う仕組みがあります。時には温かく励まし、時にはズバッと核心をつくような厳しいフィードバックをいただくなど、振り返りを通じて精神的にも強くポジティブになれていると感じます。

 このように、先輩方は皆、一人ひとりの幸せや成長に本気で向き合っており、特に新入社員に対しては親身に愛を持って接してくださっていると感じます。今後は自分自身の成長を「貢献」という形にして、会社に還元していきたいです。

マネージャーコメント

「長期的活躍を見据えた育成はもちろん、育成側の共有意識にも目を向け続ける」

マネージャーコメント

 当社では育成において、短期的な成果ではなく、長期的な活躍を見据えた育成を心がけています。具体的にはやり方の指導ではなく、仕事に対する姿勢や習慣形成を中心においた指導を重視します。現在転職が当たり前となり、即戦力になるかどうかが重視される世の中になりました。

 もちろん、どのような舞台でも活躍できるスキル・専門性を磨くことは重要です。しかし、それ以上に、基礎となる仕事に対する姿勢や習慣形成を指導することが大切ではないでしょうか。
また社員と関わる際は、メンバーは全力でやっているという前提を持つことを大切にしています。そのような前提を育成側が持つことによって、「努力の方向性は合っているか」「指導方法は正しいか」という部分を見直し、その人に合った育成方法を見出していくことができると考えるためです。

 さらに当社では「エルティーミーティング」という、指導者内での共通認識を持つための会議を週に一回設けています。指導者によって考えていること・伝えていることがバラバラ、強固な組織づくりはできません。全社員が「長期的な活躍を見据えた育成」という共通認識を持ち合わせることで、働く一人ひとりの幸せを実現しています。当社は育成に力を入れているからこそ、今回若手部門で4位を受賞できたのは大変嬉しく思います。今後も引き続き、長期的な活躍を見据えた育成と育成側の意識向上をしっかりと行っていきたいです。

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