『第五回 WOMAN’s VALUE AWARD 企業部門』優秀賞を受賞

〜性別に関わらず活躍できる組織づくりの秘訣は、「社員教育」にあり〜

　オリジナルグッズを製作するアイグッズ株式会社（本社：東京都渋谷区）は、『第五回WOMAN’s VALUE AWARD』（主催：一般社団法人日本ウーマンズバリュートレーニング協会）の企業部門において、サステナブル部門の優秀賞を受賞。2023年10月に行われた授賞式に登壇しました。

▼第五回WOMAN’s VALUE AWARD
https://wva-award.net/

　当アワードでは、積極的に女性を採用し、女性が活躍できる環境がある「女性活躍推進企業」が、キャリア志向の女子学生をはじめとした審査員の投票により選ばれます。当社はこの度、サステナブル部門において優秀賞を受賞しました。当社は社員の約7割が女性で構成されていますが、性別に関係なく長くアクティブに活躍できる環境づくりや、一人ひとりの働きがいを生み出す育成基盤づくりに注力していることが今回の受賞につながりました。

性別関係なく、誰もが長くアクティブに働ける環境を後押し

　本アワードで評価いただいた環境づくりについて、当社では出産・育児、介護などライフステージの変化に合わせた柔軟な働き方ができる制度を用意しています。たとえば、育児支援として社内に託児部屋（通称赤ちゃん部屋）を設置。必要な際はシッターの利用もできるため、子どもを連れての出社が可能です。また、はじめての保活をわかりやすく案内しおすすめの保育園をプロが代理で探す、保活支援コンシェルジュサービスも活用できます。

　このような育児に関する制度は一般的に女性の方が活用しやすいイメージがありますが、当社は性別関係なく制度を活用できるよう、今後の働き方について話し合う面談の機会を設定。一人ひとりにあった働き方や育児制度の活用を共に考えます。

　さらに全社員の働きやすさを考え、本社がある恵比寿に会社から徒歩圏内で住める徒歩補助制度を用意しており、約9割の社員が会社から徒歩11分以内のところに住んでいます。通勤時間を削減し、その時間を自己研鑽や家族と過ごす時間に充てることで、より充実した人生を送ってほしいという想いで作られた制度です。

全社員に内省の機会を提供し働きがいを生み出す　アイグッズ独自の社員育成

　活躍できる環境づくりとして制度を整えることも大切ですが、一人ひとりが自身の仕事に誇りを持って働くためのマインドセットも重要です。そこで当社は、社員育成にも注力し、新入社員の時から、自身の行動を内省できるよう、振り返りの機会を多く設けています。たとえば、1人の新入社員に対して1人の先輩社員がペアとなり成長を支える「エルターエルティー制度」は、当社の特徴的な社員育成の1つです。朝に1日の目標を定量的に立て、業務終わりに先輩社員と30分間の振り返りを実施。目標達成の確認だけでなく、目標に対しどのように行動したか、課題に感じたことは何かなど、プロセスや感情も共有する振り返りを毎日実施しています。

　さらに年次が上がっても内省の機会を設けられるよう、毎月マネージャーと1対1で約1時間面談を行っています。アイグッズが掲げる7つの行動指針の内、とくに今月重視したい3つを選び、自身の業務に落とし込んだ目標を定義します。そして、人事面談シートという3ヶ月毎と毎月を振り返る2種類のシートを用意。本人がまず丁寧に月の振り返りと自己評価をシートに記載し、それを元に面談時にマネージャーよりフィードバックを行います。一方的に評価をされるのではなく、まずは自己評価することで、より本質的な内省を生み出せるようにしています。

　上記のように、会社として内省を繰り返す機会を設け、一人ひとりが理想とする社会人像に近づくためのステップを踏んでいる実感を得ることで、各々が描くキャリアの納得感や達成感を高めることができます。

「活躍できる環境づくり」と「働きがいづくり」の両輪を回し、全員活躍の実現を目指す

　当社では、社員の活躍を促進するために「活躍できる環境づくり」だけでなく「一人ひとりの働きがい」を醸成することも重要と考えます。そのため、上記のような誰もがアクティブに働ける環境の整備と社員育成の両方に注力してきました。社員が活躍できる環境を整えることにより、一人ひとりの成長と満足度が向上し、働きがいを感じることで自身の能力を最大限に発揮できるのです。その結果、会社全体としての生産性が向上し、社会に貢献できる幅が拡大すると考えています。

　今後とも当社は社員教育に力を入れ、働きがいのある会社づくりを推進し、事業を通して社会に広く貢献してまいります。